IT関係の個人事業主の徒然なる日記

大まかにIT系と呼ばれる仕事を自営業として営んでいる者の日記です

渋沢栄吉の名言

政府万能主義で、何事も政府に依頼せんと欲するは、
国民一般の元気なき表徴であって、
腑甲斐なき至りといわねばならない。

【「渋沢栄一訓言集」・立志と修養】

今の言葉にすると・・・

政府は万能であると考え、何事も政府に頼ろうとすることは、
国民が元気がないということの表れで、情けないったらない。

一般国民は、普段政治のことばかり考えている暇はない。
各々自分の生活がある。
だから政治家や政府または役人に国の運営を任せているが、本来の主権者は国民である。

今の社会では、何か問題があるとすぐに政府や政治家、役人を避難して無能であるとか、
だらしないといって責め立てる人達が少なからずいる。

だが最低限、政治や経済に関心を持ち、政治にも経済にも、その人のおかれた環境や立場の許す範囲で精力的に関わっていくことも大事だと思う。

今の社会では、なにか社会全体の危機が訪れると特定の集団、例えばそれが「役人」だったり、「政治家」だったり「生活保護受給者」だったりといった人達にその矛先が向けられ、そのような人達さえ排除すれば問題が解決すると短絡的に思われがちである。

だが社会というものは複雑なもので、複雑な問題に簡単な答えはない。
みながそれぞれ、各人の働きをこなしそれを認め合った上で、時間を掛けて答えを模索していくほかない。

不条理であろうと、面倒であろうと、それが世の中だ。