読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

IT関係の個人事業主の徒然なる日記

大まかにIT系と呼ばれる仕事を自営業として営んでいる者の日記です

IoT-もののインターネット-

IoTというものがある。

Internet of Things、もののインターネットという意味だ。
IoTの考え方自体は結構以前からあったが、なかなか実用性を帯びないまま廃れていくかに思われたが、ここで急速に市場規模が拡大してきている。

要約すると、建物や、装置などありとあらゆる物や設備などに取り付けられたセンサーがインターネットを通じて通信し、いち早く故障や何かしらの変調の兆しをとらえて対処するための仕組みのこと。

一つ一つのセンサーは小さいことが要求されるので省電力であることも必要になる。
大量のデータをやりとりするのも難しいので通信方法にも工夫が必要になる。

例えば、橋に取り付けたセンサーの場合は車が通る際の振動で発電し、コンデンサーに蓄えた電気で駆動し、近くの受信機へ数値を送信する、などなど。

こちらモノのインターネット(Internet of Things : IoT)とは - TOCOS-WIRELESS.COM
の記事なんかが参考になるかも知れない。

自分はこういうデバイスを作ったりすることに直接興味はないが、これだけたくさんのセンサーが発するデータを順次処理する過程でビッグデータという話しと結びつく。

橋が劣化して壊れる前兆や、人の衣服につけられた体温計の温度変化から病気の前兆を予測しようというときにビッグデータの概念が必要になる。

また、意外なところでは犯罪やテロの兆候をつかむという研究もあるようだ。
これは、人の移動や電話の通信など(個人を特定するわけでなくても、十分役に立つらしい)普段とは違う社会的なパニックに先行して不審なデータのパターンが見つかれば、犯罪予防にも応用できるのではないか、という事だそうだ。
記者の眼 - 犯罪予測で治安を改善、サンタクルーズ市の挑戦:ITpro
犯罪予測でも実績


人間が直接24時間監視するわけではないので、プライバシーという点からも望ましい。

最も、多くの人はそこら中にびっしりとセンサーがあって、体にくっついていたり建物に埋め込まれているという世界を想像しただけでぞっとする人もいるかも知れない。

だが、それに近い世界に我々は既に住んでいる。

スマートフォンに何種類のセンサーが組み込まれているだろうか?
活動量計(新しいタイプの万歩計)は加速度だけだが、加速度だけでも相当色々なことが分かる。

"I am a Smartphone and I know my user is driving"I am a Smartphone and I Know My User is Driving - Microsoft Research
(私はスマートフォン。私はユーザーが車を運転していることを知っています)というMicrosoftの記事が話題になったこともあった。

加えて現時点でそれらは既に通信をしている。

ガスや水道、電気を含めたインフラにまでそれらが浸透し、需要を予測して需給の調整をしたり、介護の場に浸透する時代がもうそこまで来ている。